自分の中での『モチベーション革命』

 自分と照らし合わせて思うところがあったので書いてみる。

 本の中で特に自分に響いた部分は以下のような内容。



人間の欲望は、

「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなる。


今の30歳代以下の世代は、生まれたときからすべてがあるので、

「達成」や「快楽」より「意味合い」や「良好な人間関係」、「没頭」を重視する。


つまり、「自分が頑張る意味が持てるもの」に「自分が好きな人たち」と「とことんハマる」ことを重要視する。


 

 

 この本を読んで、自分のモチベーションについて大きな気づきを得られた。

 


 今までの人生で、何か目標を達成しようとして、くじけそうになった時に、その目標を達成する意義を途中で見失い、モチベーションをなくしてしまうことが何度かあった。

 大学受験では、センター試験で失敗し、本当に東京の第一志望の大学に行く必要があるのかと迷ってしまい勉強に身が入らなかった。

 特に、最初に見出していたその目標の意義が利己的なもの(学歴などの地位)であると、本当に自分に必要ではないと思ってしまう自分がいた。

 

 目標の意義が薄れた場合でも、信頼できる仲間がいれば頑張れた。

 小学生から野球をずっと続けてきたのも、野球をやることに意義を見出していたというよりも、この仲間たちと何かを成し遂げたいという思いが強かったからだと思う。特に少年野球のチームは練習がきつく、常に辞めたいと思っていたぐらいだったが、仲間に恵まれて良い経験が出来た。

 


 それに対して、自己承認欲など自分がそこまでの強い意義を見出せないようなことをモチベーションに、敵を作ってでも、猛烈に頑張れるタイプの人間の存在を知った。彼らの多くは、昔いじめられていたとか負の原体験を持っていることが多く、大きな挫折もなく生きてきた自分の過去に物足りなさというかコンプレックスすら自分は感じていた。

 

 自分は意義がないと猪突猛進できないタイプなので、彼らにはかなわないのではないか。意義を見失ってモチベーションを失うことは言い訳というか、人として弱い部分なんじゃないか。仲間の存在というのも外的要因なので、一種の甘えなのではないか。

 と考えていた。

 



 しかし、この本が、自分のモチベーションに説明してくれて、上記のモヤモヤを解消してくれた気がする。


 特に人間の5つの欲望について、自分の場合は「意味合い」「良好な人間関係」に重きを置いているのだと気付いた。「達成」の欲求もあるが、それ自体ではなく、達成をすることで、誰かが喜んでくれるとか誰かに恩を返せるとかそういった部分が大きかったと思う。

 


 この本を読んで、自分のモチベーションの特徴を修正するのではなく、理解して利用していく必要があると思えた。つまり、意義を感じられないことにも頑張れるようになろうと思うのではなく、本当に意義を見出せること一緒に熱狂できる仲間を見つける努力をしようと思う。


 それと同時に、「最高の仲間と」「価値あることを正しく」しようとしている企業を就職先に選んだことも間違いではなかったのだと、振り返ってみて思う。

Nakashima Shogo's Ownd

国立大学進学⇒一年間交換留学⇒大学院進学⇒中退⇒ベトナムでインターン の大学生のブログ

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